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この日は「市電が走る道路沿いにあるので店の外観を見た事があるのでは?」の函館ラーメン 丸八商店です。
ここの辛味噌ラーメンは少し変わり種です。
函館ラーメン 丸八商店

場所は函館市電の十字街駅からすぐとアクセス良好、観光スポットど真ん中と立地も良好。
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店内に入るや一気に昭和の光景が広がりタイムスリップ感が半端ないです。
ラーメンテーマパークで良くある作られた昭和では無くリアル昭和。
ここは老舗ラーメン店の鳳来軒があった場所で、閉店した後に居抜きで平成22年にオープンしているので、歴史はまだ短いものの雰囲気は老舗といった状況になっています。
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メニューはこのような感じで、函館という事で塩ラーメンが一押しみたいな感じです。
観光地ど真ん中と思えないほど、価格は全体的に安いです。
良くありがちな、味噌と辛味噌の値段差もありません。
冬になると台湾からの観光客が結構来るとの事で、しっかりインバウンド対応メニューとなっています。
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何を注文するか迷っているとこれが目に入ってきました。
取材でこの店の辛味噌系を女性アナ2人が食したようです。
「山椒の刺激が恋しいです」のフレーズが気になったので、辛味噌ラーメンを注文といきましょう。
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店内のテーブルは、やけに脚が中央寄りでした。
それを知らず注文を終え、テーブル手前に腕を置いた瞬間にテーブルが傾き、水をこぼしそうになるというハプニング発生。
それも含めて昭和の香りがするこのテーブルは味があります。←褒めてます。
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テーブルに置かれた一味にも歴史を感じ、ラベルの赤色はどこに行ったのか白くなっています。
昔のとんねるずの番組の企画をつい思い出してしまいました。
認定です。←褒めてます。
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そうしている間にラーメンが到着です。
ラーメンと一緒に運ばれてきたのはニンニク。
勝手なイメージで昔ながらの味を想像しておりましたが、昔懐かしい感じでも、今主流のタイプでもない不思議なお味。
これは唐辛子に代わり、辛さを出している山椒効果でしょうか。
濃いめのスープに大量の山椒を投入したこの感じは、万人向けではないが好きな人にはヒットし、クセになるのもわかります。
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チャーシューです。
辛いものが好きな自分ですが、いつも以上に大量の汗が出ます。
それはサウナに入っているかのような。
間違いなく山椒効果でしょう。
ハンカチが本日の役目を終えます。
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せっかくなのでニンニクも入れてみましたが、更にパンチを増しKO負けです。
お値段以上の満足感で、たまに無性に食べたくなる味でした。