
コーヒータイムのようなゆったりとした雰囲気で ぞうきんがけをしたこの日は、亀田本町にある中野豆富店へ。
月曜から木曜のみ営業している豆腐店です。
中野豆富店
場所は桐花通りから、ちょっと入った場所にあります。
駐車場はありません。

看板にもありますが、
中野豆腐店ではなく
中野豆富店のようです。
前に記事にした、堂守豆富店も「豆富」でしたね。
前に「豆富は当て字のようです」みたいな事を書いた記憶があります。

月曜から木曜の営業で、金曜、土曜、日曜は定休日のようです。
外は暑いですが、ひんやりとした店内。
さすが、豆腐店。
今年初めて涼を感じたよ。
「こんにちは」と入店。
店の人が気づいていないのか、出てこず。

さすがに、これをたたくのは、ためらいました。
「出ない時は叩いて下さい。」
昭和の目覚ましじゃないんだから。
さっきより元気な声で「こんにちは」と言ったら、すぐに出てきてくれました。
叩かなくてよかった。

店内は昭和を感じるたたずまい。
天井等を見ても歴史を感じます。
機械なんかも結構ありましたが、店主も高齢という事で今は使っていないものもあるんだとか。

ここで作られた豆腐が冷蔵ケースに陳列。
国産大豆で作られた豆腐は200円。
カナダ大豆で作られた豆腐は、もめん130円、よせ100円。
昔はリヤカーに豆腐を積んで、ラッパをふいて町を練り歩いていたのだとか。
便利になっていく今だから、昔あたりまえにあった風情が懐かしい。
あのラッパの音で、夕方を知るみたいなところがありましたね。

豆腐と揚げとおからを買ってきました。
豆腐と言えば麻婆豆腐が好きなのですが、ひややっこで食べよう。
いつもより、ちょっぴりいいビールを飲もう。

昔ながらの豆腐店でしたね。
豆腐店は大抵昔ながらで、「昨日、今日出来た」みたいに聞かない業態。
お体に気を付けて、これからも頑張っていただきたいです。