
背脂拉麺って、減量生活の上で罪悪感の固まりのようなネーミングですが、
それを求めるのも、また浪漫なのかもしれない。
そんなどうでもいい事を考えるこの日は、あじさいのラーメンが久しぶりに食べたいと思い、
これまた久しぶりの本店へ行ってきました。
麺厨房 あじさい本店
場所は、函館市五稜郭町。
五稜郭タワーのすぐ目の前です。

風雪ながれ旅。
アイヤー、アイヤーと雪にも負けず到着。
観光地ど真ん中。
駐車場は店の前に、数台分あります。

麺厨房 あじさい本店は2階です。
券売機で食券を買う事になるので、事前に1階でメニューを決めておきました。

こちらは、インバウンド観光客対応メニュー。
ちなみに、シンガポールにも店があるのだとか。

卓上調味料です。
ここの卓上調味料には「蝦夷シリーズ」があり、こだわりがすごい。

例えば蝦夷らー油は、
・マタタビ
・熊笹
・昆布
・行者にんにく
・帆立の乾燥貝柱
・スルメ
・鰹節
・煮干し
・白ごま
・山椒
・岩塩
を加えており、1本1本手作り。

背脂拉麺 塩 840円を注文しました。
見た目からすでに、背脂のお祭り。
パット見だと、天かすが浮いているように見えたり見えなかったり。

麺は、ストレート麺。
麺から伝わるスープの旨味と、麺自体の旨さ。

味玉は若干スープを浸して、温めたうえで食す。

チャーシューは薄目で柔らか系。
箸でほぐれる柔らかさ。

浮いている背脂を、レンゲに集めてみた図。
個人的には、
「見た目よりアッサリしているね、これ」を絵に描いたようなラーメン。
背脂の味はしっかりしながらも、
スッキリとした後味で、くどさが無い。

背脂をレンゲにのせないバージョンな図。
澄んだスープが顔を見せる。

味チェンで、蝦夷油胡椒を。
ブラックペッパーをメインに、
・昆布
・鮭とば
・ししゃも
・エシャロット
・アーモンド
・バジル
などを加え、オリーブオイルに漬け込んだもの。
文字だけだと「なんのこっちゃ」なレベル。
しかし、ラーメンに少し加えると新食感。
これが欲しいなと思っていたら、レジ前で販売していました。

なるとや麩が入っているのも、老舗ラーメン店らしいと勝手に感じてみたり。
公式ホームページによると、
現在肉まんを開発中との事で、期待が高まります。

1階は、味彩食堂。
定食やどんぶり等を味わえます。
久しぶりに食べた塩ラーメンに満足な夜。