多分これから「函館山登ってみた」
みたいな声がチラホラ聞こえてくる頃ですが、登る人は冬でも登っているのですね。
3月某日、すでにたくさんの函館山 登山者がいる中、
人の少ない「汐見山コース」、「観音コース」等を登山したり下山したり。
函館山
標高334m。
夜景が綺麗
昔は要塞だった
そんな、にわか知識のみで登山。
コース案内図は、最初に撮っておこうという動物的勘が働いたのですが、
大当たり。
今回初めてだった観音コースなんかでは、
何度も携帯の画面を確認したりと、コース案内図は大事だなと。
現在ロープウェイの営業が17時からということで、
山頂も山麓も建物が閉まっていてトイレを使えません。
という事で、ふれあいセンターでトイレタイム。
なんか、ボッチで登山したい気分。
メジャーな旧登山道コースは人がそれなりにいるだろうから、
人を避けるように宮の森コースを進む。
もっと雪が残っているかと思いましたが、案外ありませんね。
エゾダテ山コースから、立待岬の方まで行って、
千畳敷に登るというのが当初の計画。
しかし、宮の森コースが3月末まで一部通行止め。
行けないやん。
ならばと、汐見山コースに変更。
凍結により大変すべりやすいので、
別のコースをおすすめしますの看板がありました。
汐見山コースは、上の案内図のように一直線に函館山を駆け上がるコース。
このままじゃ いつまでたっても登山が出来ないので、覚悟を決めて登ります。
道が細いし、結構急なんです。
画像じゃ5分の1も伝わらないですが。
でもいいな。
自然に囲まれて癒される。
おじさんの声のような鳥の鳴き声も聞こえるし。
途中、雪道に変わります。
ただ、先人の足跡が残っており、
ちょっぴり安心したり。
まだ全然登っていないけど景色は綺麗です。
それにしても皮肉なもんですね。
周りには雪はないのに、登山道だけ雪があるなんて。
試練か。
修業か。
というか、今回は必要以上の重装備で来たので荷物が重い。
替えの靴とか着替えとかいらなかったな。
早くも疲れ、早くも休憩。
おそらくだけど、
これが悪いんでしょうね。
2リットルのペットボトル4本と、さばの水煮5缶他。
函館山に登る前に、パンと飲み物を買ったのですが、
ついでに安かったので買い物も済ませたもんだから、荷物がバカ重い。
登山の帰りに買えよという話なのだけど。
こっけいな話はまだまだありますが、先に進みます。
両端にロープが張られている危険ゾーン突入。
案内看板を右に進みます。
この細い道を通って、千畳敷コースへ。
というか、こっちはすごい雪。
ゲレンデのように。
落石注意の場所。
注意だったものが、いよいよ危険になってきたのか厳重になっていました。
ここまで来ました。
ここから千畳敷コースを通り、入江山へ向かいます。
千畳敷コースは、海が見えて絶景です。
晴れているので、ずっと奥まで見える。
登山というよりは、横移動をしている感じ。
この道で、初めて人とすれ違いました。
急に人が出てきてびっくりしたあまり、
「おはようごじゃります」と、噛み噛みな活舌。
函館山の裏側が見えます。
寒川集落跡には一度も行った事がないな。
入江山コースの入り口に到着。
これまた細い道を進みます。
入江山 山頂からの景色。
見慣れない不思議な景色。
千畳敷やこのあたりは、函館山が要塞だった事を
改めて感じます。
つつじ山駐車場到着。
ここに簡易トイレがあります。
そして、階段を登り函館山頂上です。
冒頭でも触れましたが、建物は閉まっています。
トイレも閉まっていて、つつじ山駐車場のトイレを使うしかありません。
望遠鏡もお休み中。
もう春ですね。
上から町を見ても、すっかり春。
自動販売機もお休み中。
ちなみに、登山している年齢層は幅広いです。
山ガールも最近は増えているような。
帰りは、旧登山道で帰ろうかとも思いましたが、
観音コースが気になるので。
つつじ山駐車場から、観音コースへ。
マップによると、観音コースは船見町の方まで行けるようです。
歩く人が少ないのか、雪はかなり残っています。
たまに雪がなくなってホッとするのですが、
ほとんど雪道。
登りと違い、下りの雪道は中々にこわいです。
一度道路に出ます。
この時期は一般車両の通行もないので、
車道を登る人も多いです。
ただ、管理車両はたまに通るので、
注意が必要です。
引き続き、観音コース。
そういえば、観音コースで2回転びましたね。
雪道では転ばなかったのですが、ぬかるみで2回転びました。
落ちていた木を杖替わりにしていたのですが、
ポキッと折れて転倒。
絶対の信頼を置いていたのに。
倒木で、根っこから折れた木。
この辺は雪もすごいです。
雪が深く、真ん中を歩かないとズボズボ靴がはまります。
結論からいうと、観音コースを進むと最後は称名寺に辿りつきました。
かなりびっくりしましたね。
登山をしていたら、急にお墓に着いて。
しかも、お彼岸の時期だからお参りの人が多く、
自分は登山の格好で山から出てきて。
マンガでタイムスリップしてしまったキャラクターの気持ちがわかりました。
結果的に、天気も良く登山して良かったと思います。
ただ、登山後に体重計に期待してのりましたが、
あまり痩せていなかったですね。
そんなにうまくいかないものです。