生とばを食べた事はあるだろうか?
たまたま居酒屋で生とばを食べてからというもの、
すっかりハマってしまい生とば熱は熱く。
家でも食べたいと思い、色々聞いたり調べた結果、
ようやく辿り着いたのが、今回の小西食品だった。

■小西食品 朝市ひろば支店
場所は、函館市若松町。
函館朝市にある、函館朝市ひろば内にあります。
■函館朝市ひろばの地図

魚屋だったり居酒屋の方に、
「生とばを売っている店はないでしょうか?」と問うと、
口を揃えて この言葉が返ってきた。
この辺だったら、小西さんしかねぇべなー。
小西さんっっ!!
ならばと、やってきた。
自分は、生とば ばかりに頭がいってしまっているが、
各種海鮮の販売がメイン。
中々めずらしい珍味も売っているようだ。

■鮭が干してある圧巻の光景
実際みると迫力があるな。
聞くと、これは他のお客さんが注文したやつのようだ。
当然、これは買えない。
隣の芝生は青く見える状態。

■鮭を一匹買いして、生とばを注文
店頭販売もしているが、注文する事も可能。
もちろん鮭の大きさ等によって価格が変わる。
あと、出来上がりまで乾燥等で約1日かかるとの事だ。
鮭を選んで注文するぜ。

生とばだが、
北洋産紅鮭を塩だけで味付けし、一日だけ乾燥させたもの。
言葉だけだと簡単に思えるかもしれないが、
湿度や風の調整など技術が求められる。

というわけで、次の日も朝市ひろばへ参上。
約束の時間の5分前に到着。
小学校の先生の教えだ。

店に着くと、
出来てるよーと店主。
昨日自分が選んだ鮭はどうなっているのか。
ドキドキする瞬間だ。

■感動の対面
一番小さい鮭を選んだのだが、
1人なら十分すぎる量。
おすそ分けをしたっていいな。
喜ばれるぞ。

基本、冷蔵保存。
冷蔵で何日持つかは不明との事だ。
冷凍保存でもいいらしいが、
解凍するとペチャペチャになるようで、
冷凍するなら、ルイベ状で食べるのがおすすめとの事。

それにしても、美しい。
とばは固いものという概念を ぶちこわす柔らかさ。

ちゃんと、鮭の頭も付いてくるのが嬉しき。
三平汁にしよう。

味は薄味に仕上げられている。
食べ方は様々なので、
ちょい炙ったり、
塩をかけたり、
醤油やゴマ油で食べても誰も怒らない。
そのまま食べても、抜群に美味しい。
自分好みの食べ方を見つけてほしい。

■日本酒消費工場
量が多かったから、ルイベでも食べてみた。
これは日本酒だろう。
日本酒の消費が止まらないほど美味い。
お店の公式インスタのDMからでも、問い合わせや注文は可能なようだ。
地方発送もやっているので、ぜひ一度試してみてほしい。