
たまには、一部の人しか見ないマニアックなネタを。
戦時中に作られた未完成の鉄道路線、旧戸井線。
何気なく旧戸井線を見ながら歩いていたけど、
気が付いたら橋の上に登っていたというお話です。
瀬田来第1陸橋
自分が登った橋をググると、
「瀬田来第1陸橋」という橋の名が出てきました。
旧戸井線には、鉄道のトンネルや陸橋が今もなお残されていて、
有名なのはアーチ橋ですね。
ただ、アーチ橋を登るのは不可能。

これが、瀬田来第1陸橋。
平成11年に陸橋をセメントで補強している模様。
だから、他の橋に比べて近代的に感じたんだな。

今、この橋の上は避難場所となっているようで、階段で簡単に登れるようです。
一応地元の人に登っていいものか確認すると、
「なんもいがべや」
(訳 大丈夫、良いであろう)との返答。
登るか。

道路沿いの「避難場所」と書かれた階段から登ります。

先ほど簡単に登れますと書いたものの、すごい草です。
せめて、長袖を着ていたら良かったと思うくらい草に体当たり。

上まで登ると、更にすごい植物。
得意のグーグルレンズで黄色い花を調べると、外来種との検索結果。

奥にトンネルが見えます。
とりあえずトンネルに向かって歩きます。

トンネルの左横に階段があるけど、
民家の敷地内につながっているので使えません。
それにしても、進むのも大変、引き返すのも大変な草。
繰り返すが、ここは津波等の避難場所です。
せめて、階段だけでも草を刈った方が良いのではと、
足で草をなぎ倒しながら思う。

ここに来るまで、自分の背丈を超える草が生えてて、
結構時間がかかりました。
トンネル付近は、より一層と緑が深くなっています。

トンネルの中は、大量の石が積まれていました。
反対側までつながっているけど、
さすがに前に進む勇気もなくガクブル。
引き返します。

唯一登って良かったなという事は、景色がきれいだった事ですね。
海風が心地よく、これまでの疲れが吹き飛ぶ
・・・ことはないけど、すがすがしい。

先人の足跡があったから、なんとかトンネル前まで進めた感じですね。
感想としては、登ってしまえば橋の上にいるのか、なんなのかわからん。
やはり、下から見る橋が良いという事です。