IMG_4504
函館で「あさり」と言えば、
二枚貝のあさりの方じゃなく、
老舗すき焼き店の阿佐利を思い浮かべる人も多いのでは。

この日は、自分へのご褒美で
すき焼き弁当を買いに行ってきました。

 阿さ利本店(精肉店)

場所は、函館市宝来町。

函館市電の宝来町電停の目の前です。
IMG_4445
いつ見ても、
歴史を感じる格好良い建物の阿佐利。

角にある店にありがちな
アーチを描くような造りもマブイ。

精肉店は、市電の電停側。
IMG_4439
広々とした駐車場も完備。

駐車場は精肉店側から見て裏手にあります。


ちなみに、前回すき焼き弁当を買った記事は上のリンクより。

以前は1,000円だった すき焼き弁当は、
現在1,200円です。
IMG_4447
店舗右側はすき焼き店。

そして、この通りにある坂は
あさり坂。
 IMG_4440
すごく敷居の高い雰囲気ですが、
平日限定ランチは割と手頃な価格。

たまには行きたいな。
IMG_4444
さて、精肉店の中へ。

サーロイン各種が並んでいて、
めちゃくちゃ良い肉だという事は、
鼻ばかりたらしている
肉に無知な自分でもわかるビジュアルと価格。
IMG_4467
惣菜も販売しています。

開店前からコロッケを求める行列ができるんだけど、
自分は11時頃に来たので当然コロッケは売り切れ。

とんかつ、カラアゲ、シュウマイはまだありました。
IMG_4443
レジ横には、
1,200円のすき焼き弁当が積まれています。

当初、これを買うつもりで来たんだけど・・・。
IMG_4442
予約制すき焼き弁当が気になるんだよな。

肉の質と量が変わると書いてあり、
2000円、2500円、3000円とある。

イメージ写真とかはないので、
これらのすき焼き弁当がどんなんかは、
自分の浅はかなる想像力の向こう。

でも、財布の予算がな・・・。
IMG_4503
予約のやつを買いました。

当日予約も可能で、
当日の昼12時までに予約をすればよいらしく、
店に行った1時間後に取りにいきました。
IMG_4504
予約制 すき焼き弁当 2000円。

目でわかる1200円のすき焼き弁当との違いは、
容器が高級感を増している。

これ、会合とかに出てくるやつ。
IMG_4505
説明には、
「函館で愛される厳選黒毛和牛を
秘伝の割り下で仕上げた老舗の味」とあります。

店のイラストも素敵。
IMG_4506
それでは、いざ開封。
IMG_4508
ほう。

なるほど、なるほど。
IMG_4509
1200円の弁当は肉のスペースが1/4なのに対し、
2000円の弁当は、約半分を肉が占有。

いいぞ肉、もっとやれ。

主役はお前だ。
IMG_4512
肉の量が違うという事はわかったぞ。

あとは、肉の質の違いだな。

それでは実食。
IMG_4513
米は漬物付き。

阿佐利のすき焼きオールスターズと対峙するには、
少し心もとない米の量。
IMG_4514
一番上の、やたらでかい肉を持ち上げて・・・
IMG_4516
米の上におろす。

1枚で圧倒的存在感。

そして肉を食べると、柔らかく甘い。

割り下が甘い訳ではなく、
肉が説明できないくらい美味しくて、
脳が甘いという信号を送っているのかも。

量と肉の質で、
通常の1200円弁当との価格差、
800円の違いも納得。
IMG_4517
野菜等は脇役ではありません。

肉がなければ主役級の野菜達。
IMG_4518
特に、ここの白滝が美味しい。

ツチヤの白滝。
IMG_4511
今回の弁当の上には、
2500円と3000円の弁当があるけど、
「これ以上上があるのか」
ってくらい美味しかった2000円の予約制すき焼き弁当。

弁当としてみれば2000円という値段は高いけど、
家で、阿佐利のすき焼きを食べているような錯覚。

自分への良いご褒美になりました。

ところで、
特に何もしていない平凡な暮らしのなか、
何のご褒美だろう。