
財布がこの世の値上げに泣いている中、
いまだにラーメンが500円から食べれる店。
深堀町の八戒へ。
ラーメン八戒
場所は、函館市深堀町。
にしき温泉の近くです。

この地で長らく営業している八戒。
昔ながらのラーメン屋では、
なぜか正油系が食べたくなるのはなぜだろう。
そば屋では、
なぜかカレー南蛮が食べたくなるのはなぜだろう。

□お品書き
塩ラーメンと正油ラーメンが500円。
定食・セットメニューもお得。
いつ ここにも値上げの波がやってくるのかわからないけど、
今んとこは昔ながらの価格だ。

とは、言えだ。
シンプル正油ラーメンを食べるつもりで来ても、
色々と気になるメニューがあるんだよ。
むむむ。
むむむだ。

卓上調味料。
期待どおりの、
良い感じに色あせた一味に出くわす。
エスデージーズな、
詰め替え詰め替えボトル。

味のあるカウンター席。
後ろには、テーブル席と小上がり席。
小上がり席に巨大なぬいぐるみが座っているのを見たけど、
まぼろしか。

カウンター上のメニュー表がまた味がある。
価格やメニューの改定で、
メニュー表がテープだらけになるのはよくある話だけど、
ここは さほどなく。

店主の「ご注文は?」の声に、
とっさに口から出て注文した
ニンニクラーメン(正油) 750円。

想像では、
焼いたり揚げたりした にんにくがのったラーメンか、
スープに 業務用にんにくをとかしたラーメンをイメージしていたけど、
予想の斜め上を行く ニンニクラーメン。
薄くスライスしたにんにく多数と、
インゲン、ネギ、チャーシューといった割とシンプルなやつ。

麺が、モチモチプリプリで美味しい。
ちなみにこのニンニクラーメン。
塩と醤油が選べる。

ニンニクラーメンという名前とは裏腹に、
スープは意外とあっさり。
にんにくとインゲンが入った事により、
スープに中華感が増した感じ。

麺を食べ終わり、
スープを飲んでいた後半戦。
大量のにんにくが沈んでいた事実に気づく。
くそっ・・・。
もっと計画的に食べれば良かった。
にんにく自体は辛みとか皆無で食べやすいけど、
確実に体に蓄積していく にんにく。
自分ではそうでもないつもりでも、
他人からしたら きっと、
これを食べた自分は にんにく臭いんだろうな。