
観光客でにぎわう函館朝市。
中国人の団体がメロンを食べたり、
試食をしたり、
カップルがイカ釣り体験をしたり、
メロンを食べたり。
そんな光景を横目に、
リピートで根ぼっけを買いに歩く自分がいた。
■(有)ゆたにフーズ
場所は、函館市若松町。
函館朝市の駅二市場内にあります。
ゆたにフーズの地図

数えた事はないけど、
函館朝市には いくつ店があるんだってくらい
店が並んでいる。
でも素人目からしたら、
全部まとめて朝市という1つのくくり。
店舗を意識するより、
どこに良くて安い商品があるかばかり探してる。

函館朝市 海産物卸問屋、(有)ゆたにフーズ。
これまで函館朝市では、
ご飯を食べに来るくらいしかなかったけど、
最近、ちょくちょく買い物をするきっかけになった店。

海産物加工品が、
「お前は酒飲みなんだから何か買っていけ」
と言わんばかりに並んでる。

実際、これだけ店舗があると、
商品が かぶってるし、
なのに値段は違うし、
訳がわからん。
まあ大事なのは楽しみながら買い物をする事だから、
会話をしながら雰囲気で買ってるかな。
朝市の店では、
こっちから値引きの事は一切言わないけど、
あっちから値引きを持ちかけてくる事はある。
それも会話の流れ。

ゆたにフーズには、気さくな母さんがいる。
この日も、
母さん「いくら美味いから試食で食べてって」
自分「試食しても買わないからいらんよ」
母さん「なんもいいから食べてみてや」
自分「でわ。・・・うん、粒がしっかりしててうまい」
母さん「でしょ?」
自分「うん。」
終了。

さて、自分の目当てはこの辺だ。
名付けて、干した魚コーナー。
そのまんまだけど。

根ぼっけが特売品で2本で1080円。
特売品の名こそあるけど、
たいてい この価格で売ってる。

すぐに食べない時は、冷凍で。

「海峡根ホッケ」のタグ付き。
釣りをする人なら詳しいと思うけど、
ホッケにも色々ある。
ローソクボッケはローソクのように細いホッケの事を言い、
脂もないし味もいまいちでリリース120%だけど、
根ボッケは、回遊しないで海の底の岩や根に住み着くから根ボッケ。
脂のりがあって、身も締まってて皮まで美味い。

焼いてみた。
居酒屋だと1000円以上でしょう。
ずっしり重く、脂がジワっと。

比較するものが近くにないから、
適当にわさびの袋と比較。
若干、焼きすぎた感はあったけど、
皮まで美味しく完食。
1枚あたり、540円なら大アリ。

今度、函館直送子持にしんを買おうかな。
めすのにしんに、おすの白子をつめた、
数の子も白子も味わえる一品。
3本で1000円だし食べ応えありそう。