IMG_6194
函館市本町の スナックが建ち並ぶ地に、
1件のメニュー無き、
6千円のコース料理のみの居酒屋がある。

その名は、喜多加(きたか)。

居酒屋 喜多加(きたか)

居酒屋喜多加の地図

場所は、函館市本町。

スターパレスの並びです。
IMG_6189
メニューは6000円のコースのみで、
料理は完全おまかせの店。

初めて入る店だけど、
不思議とドキドキはしていない。

予約した時の、女将の気さくな感じのおかげかな。
IMG_6190
店の入り口にあったおしながき。

昔はメニューがあったのか、
「今はこんな料理が出るよ」
というお知らせなのかは謎だ。

営業時間は18時~23時まで。

日曜定休と看板に記載あり。
IMG_6191
店内はカウンター席と、小上がり席。

広くもなく、せまくもなく。
IMG_6213
前述、6000円のコースには、
飲み放題も含まれている。

基本、店の冷蔵庫に入っている お酒等を、
勝手に飲むスタイルらしい。
IMG_6215
焼酎があったり。
IMG_6216
日本酒もある。

グラスが空になったら、
冷蔵庫を開けて注ぐ。

まるで、ハイグレードな宅飲みの如く。
IMG_6218
こんな良き店だから、
常連さんが多いであろう事は想定内。

遅くにヒョコヒョコ来たら空気に飲まれてしまいそうだから、
開店直後に来て、女将さんと色々と会話。
IMG_6226
ちなみにビールサーバーは厨房の中にあるけど、
厨房に入り、
その辺のグラスを適当に取って、
自分で勝手に注ぐ。

先客に続き、自分もビールを注ぐ。
IMG_6192
ビールの銘柄はスーパードライ。

2回、3回とビールを注ぐうちに、
だんだんと当たり前のように慣れてくる。

お通しはポテサラ。
IMG_6193
その時によって料理が違うので、
参考までに料理を紹介。

全て1人前の料理。

煮つぶ。

もちろんアブラを取ってあって、
肝まで美味しく食べれる。
IMG_6194
飲んでいると刺身盛りが登場。

海鮮好きには、テンションが上がる瞬間。
IMG_6195
刺身の内容は、
・大トロ
・ひらめ
・海老
・サバ
・ホタテ
IMG_6196
この刺身を食わずとも、
テーブルに置いておいて
見ながらでも酒が飲める。

そして、食すと鮮度の良い刺身。

思わず仕入先を聞いてみる。
IMG_6197
刺身は主に、
はこだて自由市場の長谷商店との事。

おおっ。

プロ御用達の店。

自分も函館自由市場へ行った際は、
そこでよく買い物をする。
IMG_6198
刺身は、それだけでは終わらず。

にしんと、ふくらぎが出てきた。
IMG_6199
結果、目の前に刺身が並ぶ。

1人には十分すぎる量。

これでしばらく飲めるぞ。
IMG_6200
と思いきや、
すかさず女将さんから大トロのサービス。
IMG_6201
そして、「海鮮が好きなんだね」と、
カニもサービスしてくれた。

心意気が嬉しいよな。
IMG_6202
カウンターの常連さんや女将さんと話し、
どれくらい時間が経っただろうか。

おでんが出て来た。
IMG_6203
そして、ホタテ揚げ。
IMG_6204
ここは予約しないと入れないと思っていたけど、
料理は若干多めに用意しているから、
プラっと来ても入れる事もあるのだとか。

席の関係もあるから、
予約が確実。
IMG_6205
漬物。

女将さんは気まぐれで料理を出しているだけと言うが、
飲み物を勝手に飲むシステムもそうだけど、
いい意味でユルイ感じが居心地いい。

尾崎豊さん風に言うならば、
自由になれた気がした夜。
IMG_6206
料理がたまってきたな。

まだ刺身とか、サービスのカニ食ってないのかってね。
IMG_6207
巨大なつくね。

これは近くの焼き鳥屋さんに頼んでいるそう。
IMG_6208
たちが出て来た。

まだ出るのか。
IMG_6209
たまらんな。

この時点で結構飲んだと思う。
IMG_6220
そんなタイミングで常連さんから、
自家製梅酒を飲んでみんしゃいと声が。
IMG_6221
和歌山から取り寄せた梅でつくった梅酒。

ベリー美味い。

ゴクゴク飲めそうな味わいだけど、
後から酔いが来るんでしょ。

経験者は語る。

でも、今日はいいか。
IMG_6223
締めにそばが登場。

なんと、女将さんの手打ち。
IMG_6224
根崎のやたら家で蕎麦を習った経験を持つ
女将さんの蕎麦が美味すぎ。

蕎麦は摩周のそば粉を使用とこだわりも。
IMG_6225
蕎麦打ち13年の女将さんの蕎麦。

しっかり、おかわりまでもらって。

それにしても本当良い店だな。

たくさんの料理が出てきたけど、
店の雰囲気が一番の酒のアテだった気さえする。