
どんなに時が流れても、
「カニ食べ行こう はにかんで行こう」の歌詞は、
カニ好きにとっては色褪せる事はなく、今日も口ずさむ。
カニの町、長万部町にある食事処濱乃家へ。
浜形水産 食事処濱乃家
場所は、長万部町。
函館から札幌、小樽、室蘭方面に行く際に、
長万部の町側ではなく、海側の道路を走ると見えてくる店。
以前行った時の記事は、上のリンクより。

毛がに たらば直売店、カネフク浜形水産に併設された
食事処濱乃家。
数十年前だったか。
札幌に行く途中、かなやへ行ったら満席以上の満席で。
「札幌まで もう何も食べんぞ」と、プチ断食覚悟でいたところ
「食事」の文字を見つけて入ったのが ここだった。

食事もグッドなのだが、
その際に買った 毛がにが美味すぎた。
活毛がに の茹でたてだから、
美味いのは約束されたような物だが、
茹でる時の塩加減が絶妙。
それ以来、毛がにを買う為だけに ここへ来たりする。

主に2千円代の毛がにを買うのだが、
いつだったか、3千円と4千円の立派な毛がにしか無い時があった。
いつもみたいに2千円の毛がには無いのか聞くと、
社長から「裏に来てくれ」の返答。
決して、裏に連れていかれボコられた訳じゃなく、
知らなかったけど裏に水槽があって毛がにが わんさか。
店内で見てる 毛がには ほんの一部。

昔は毛がにも安かったもんだけど、
今は中々食べれない ぜいたく品。
カニと言えば200円くらいのズワイガニを口にする事はあるが、
たまには 毛がにもいいもんだ。

かにめし弁当も販売。
5人盛りってのもあるのか。
かにめし5個買うよりお得な計算。
どんなものか見てみたいという興味。

■メニュー
基本、かにだ。
こちとら、長万部に入った時点で「かにスイッチ」が入っているから
これでいい。

ラーメンや、ミニかにめし付のラーメンセットもある。
なんなら、うどんセットも、そばセットもある。

有名人のサインもいくつかあって、
その中に高木ブーさんのサイン。
どのタイミングで来たんだ?
日付からググると、
「高木ブーとニューハロナ HAWAIIAN NIGHT IN HOKKAIDO 2006」に出演していて、
函館から室蘭への移動途中に寄ったようだ。

ここに来て以来、
色々なメニューを食べているけど、
かれこれ20食以上食べているメニューがある。

それがこれだ。
特製かにラーメン 1750円。

タラバ、毛がに、ズワイの3大がにが、丼の中に集合。
とにかくダイレクトに
かにをむいて食べてを味わいたいのなら、
時価の毛がにのボイルや焼きを注文するのも手だが、
メニューの中にあるやつだと、これがベストだろう。

ラーメンが特別どうこうという話より、
特筆すべきは かにの出汁だろうな。
ちなみに、特製かにラーメンは塩味。
味噌味に出来ないか聞いた事があったけど、
出汁が出て一番ベストに食べれるのが塩味らしい。

カニ、ゼンブ ムイタヨ。
ラーメンと共に、カニハサミが付いてくるから自分でむく。
ラーメンを食べ終えてから、ゆっくりと かにをむくのも有りだが、
かにラーメンだからな。
一緒に食べたい気持ちがあった。

全部むいたら この量。
タラバが入っている時点で優勝。
正月以外に中々食えんぜ。
正月でも食えんぜ。

あっさりとしたスープ。
そして、いい出汁でてる。
かに屋さんだからこその、この一杯。
かにをむくのに、ちょいと手間はかかるが、
その先のゴールは明るい。