
値上げの波は駄菓子業界にまで及んでいるが、
それでも安く買えるのは駄菓子の魅力だろう。
この日は、西旭岡町にある駄菓子屋、マルのお母さんへ。
駄菓子屋 マルのお母さん
場所は、函館市西旭岡町。
旭岡公園の近くです。

個性的な名前の駄菓子屋、マルのお母さん。
後で店主から聞いた話だけど、
昔から西旭岡に住んでいる人なら、
「マルのお母さん」
というフレーズを聞いた事があるのでは。

営業時間は、15時~18時までで、
定休日は月曜日のようだ。
近くの小学校等の下校時間や、
門限に合わせているっぽいな。

アイスあります。
ガリガリ君の絵、うまい。

若干ドキドキしながら店内へと。
縦長の店内。
まだ、新しい感じがある。

右側が、大人気のクジのコーナー。

左側には、各種駄菓子が並ぶ。

値上がりしている駄菓子もあるな。
その一方で、
昔から変わらぬ値段の駄菓子もあるけど。
この時代、
これが20円ってすごいなと言うものもあるが、
薄利多売で、数売ってなんぼなんだろうな。

よく、駄菓子屋が、
お金の使い方等「社会を学ぶ第1ステップ」と言うが、
今の小学生は駄菓子を通じて物価上昇を感じたりするのだろうか。
「資材高騰するし円安なんとかならないかなぁ」とか、
「物流価格が高いよね」とか言ってたりして。

色々駄菓子をカゴに入れつつも、
あたまっから気になって仕方がないのが、
「マルのお母さん」
という、個性的な唯一無二の店名の事だ。
店主がマルのお母さんだと察するが、
じゃあ「マル」とは、お子様の事?

店名の由来について聞くと、
「マル」とは子どもが昔、野良猫を連れてきて、
それから飼い始めたネコの名前だった。
お世話をしているうちに、店主にべったりなついて、
近所の子ども達から「マルのお母さん」と呼ばれていたのだとか。

この駄菓子屋のオープンで店名を決めるにあたり、
すぐに、「マルのお母さんにしよう」と決まったのだとか。
オープンして少し経つが、
当時を知る人が、「もしや?」と思い来店してくれて
懐かしい出会いもあったらしい。
ちょっと変わった名前の駄菓子屋へ行ったら、
素敵な店名の由来に出会えました。
ジョンレノンのLet It Beかけて。