
己が持つビールに対する固定概念が変わったくらい、
様々なクラフトビールが人気の店。
この日は、ozigi(オジギ)へ。
■函館麦酒醸造所 ozigi(オジギ)
場所は、函館市末広町。
日本最古のコンクリート電柱の向かいです。
ozigiの地図
以前行った時の記事は、上のリンクより。

ozigiの建物は、
旧本久商店倉庫をリノベーションしたもの。
味があって格好良いな。
■営業時間
月・木・金 17時~22時(ラストオーダー30分前)
土・日 14時~22時(ラストオーダー30分前)
定休日 火・水

店内には、雑誌が豊富なカウンター席。

そしてテーブル席が4席。

ほとんど自分達でリノベしたという内装。
木の温もりと、落ち着いた雰囲気で満ちている。

■メニュー
個性の異なる9種のクラフトビールがあった。
その他、サッポロクラシックもある。

■フードメニュー
食べれば良かったと後悔したのは、
カルボナーラだ。
ここでビールの醸造に使用した麦芽を食べ、
平飼いされた鶏の卵を使用したカルボナーラ。
循環型社会ってやつだな。

クラフトビール以外の、ドリンクメニューもある。

ここで、ビールが注がれるわけだ。
圧巻の10連サーバー。
ビール好きにとっては夢のような光景。
小さい時、蛇口からオレンジジュースが出ればいいのにと、
いつも授業中に考えていた。
年月を経て、
今は、蛇口からビールが出ないか考える毎日。

9種あるクラフトビールの中から、
社長おすすめのクラフトビールを3種。
そして、つまみには、
前菜3種盛り合わせ、
本日のキッシュを注文。

クラフトビールを1杯ずつ飲んでもいいが、
自分は忘れっぽいからな。
3種飲み比べだ。

まずは、人気ナンバーワンのIPAから。
ホップの香りが良く飲みやすくてフルーティーだが、
しっかりと苦みも兼ね揃える。
ザ・クラフトビールって感じだな。

続いては、前回も飲んだ白すだち。
香りは、さっき飲んだIPAのフルーティー感に、
フレッシュ感を増した感じ。
これは、ガブガブいけるな。
肉とかって見た目で美味しそうとか、
多少わかる部分があるけど、
クラフトビールって実際飲まなきゃわからん。
9種類もあるから好みを伝えて、
自分好みのクラフトビールを探すのも良いだろう。

そして、Blackberry Porter。
黒糖のような甘い香り。
函館らしいクラフトビールを作ろうとした際に、
イカスミが浮かんだらしいが、
やはり難しいだろうって考えていた矢先、
函館産のブラックベリーを作っている人がいて、
そこから生まれたというクラフトビール。
そういうエピソードって面白い。
何事も成功の裏には、
トライアル&エラーがあったりする。

前菜3種盛り。
クラフトビールと相性が良かったローストビーフ。

プリプリを通り越して、
シャキシャキだったエビ。

しっかりと燻製された、スモークサーモン
の3種だ。
どれも、ガチで美味い。
とりあえず、前菜3種盛りを頼んでおけば安定レベル。

■本日のキッシュ
この日は、シーフードのキッシュ。
フードは、かゆい所に手が届くような、
厳選されたラインナップ。

この日のおすすめに、
サーモンのカルパッチョがあったので注文。
もう美味しいやつ。

普段自分が飲むアサヒスーパードライなんかは、
冷やしてなんぼみたいなところがあって、
ぬるくなると味が落ちる感じがある。
だけどクラフトビールは、
ぬるくなっても楽しめるのが違う。
ワインのような感じで楽しめる。
あとビール=苦いの概念を変えるのもクラフトビール。
ビールは苦手だけど、
ここのクラフトビールが好きで訪れる人も多いのだとか。

ちなみにロフト席もあって、
ここで外国人観光客がプロポーズして成功したというエピソードも聞けた。
クラフトビールは、人をハッピーにしてくれる。