説明不要の美味しさを誇る、松前町の岩海苔。
そろそろ買いに行かねば、寒海苔が無くなってしまうので、
松前町の毎年買っている店へ行ってきた。
■松前物産館 ヨネタ
場所は、松前郡松前町松城。
北洋銀行松前支店の向かいです。
看板には、製造直売 松前漬の文字。
海鮮加工品等を販売している松前物産館だが、
お目当ては、岩のり。
函館駅から、
約100km、約2時間の距離は確実に腰にきたぜ。
しかし、これも岩のりの為ならば。
岩のりは1月頃から採り始めるのだが、
1月~2月の寒い時期の岩海苔を寒海苔と呼び、特別美味い。
寒海苔が終われば、春海苔へと変わっていく。
本当は、1月に来れれば良いのだけどな。
前述、約100km、約2時間の距離の冬道が中々につらい。
だから毎年、この時期になってしまう訳で。
寒海苔の在庫があるか、ないかくらいの時に。
ウニの一夜漬けや、あわびカレー等も有名。
この記事を書いている今、
何気に公式ホームページを見てみると・・・
■お知らせ 2024年3月20日から函館丸井今井地下にて松前岩のり販売いたします
どうやら、
2024年3月20日(水)~ 3月26日(火)【最終日午後6時終了】まで、
丸井今井函館店 地階 催事場で岩のりを販売するようだ。
くぅぅうー。
いや・・・、なんもいいんだ。
松前町に自分は岩のりを買いに行きたかったんだから。
買いに行くのも含めて、岩のり なんだから。
そう自分に言い聞かせたいところだが、
丸井で買えるなら、丸井で買ってたわ。
さて、2024年の岩のりコーナー。
まだ、令和6年 寒海苔の在庫が残っていた。
店に入った時から、
お店の方々が 岩のりを整える(?)作業をしていた。
それにしても、すごい量で圧巻の光景。
これ全部で いくらになるんだ。
機械を駆使して採る訳でも、
機械で大量製造している訳じゃなく、全てが手作業。
その為、同じ商品が存在しない。
厚さ等によって値段が異なるので、
よく見て選んでと。
岩のり5枚入りを3袋買ってきた。
特選のシールが貼ってある、4200円の岩のりを2つ。
シールが貼っていない4000円のものを1つ。
食べ比べしてみよう。
合計12400円の買い物。
松前岩のりを作る人が減っており値段は高くなってきているが、
これでも、松前物産館 ヨネタは安い方。
交通費を考えると、
催事期間中に丸井で松前物産館 ヨネタの岩のりを買うのが一番だけどな。
裏には、岩のりを作った人の名前が書かれている。
特選の岩のりは、柴田さんのものだった。
冬の松前の海は荒れている事が多く、
風の強い日も、雪の日もあるだろう。
そんな時期に、手作業で作られた岩のり。
ありがとうーーー!!