世の中には似て非なる物が存在する。
例えばそれは、ラーメン屋のメニューにも。
この日は、おんじき庭本 函館駅前店へ。
■おんじき庭本 函館駅前店
場所は、函館市若松町。
函館駅横の、ハコビバにあります。
■おんじき庭本 函館駅前店の地図
函館駅を出たら、ほらっ。
すぐに到着。
創業50年オーバーの老舗、
おんじき庭本の函館駅前店。
おんじき庭本だが、
・函館空港店
・函館駅前店
・函館運転免許試験場店
・新函館北斗駅前店
・フレスポ戸倉店
の5店舗展開。
ここ、函館駅前店に入るのは初めてだな。
■メニュー
戸倉店のように、各種そばや かつ丼等はなく、
らーめん・ギョウザ・チャーハンに絞ったラインナップ。
伝統の塩らーめんの他、
店長のイチ押しと書かれたみそカレーらーめん、
ふかひれらーめんまである。
らーめん、チャーハンは大盛無料という、
嬉しいサービスも。
卓上調味料。
いつも思うが、
糸切唐辛子が卓上にあるのは珍しいよな。
ラーメンの上に糸切唐辛子がのって出てくるラーメンはよくあるが、
自分で糸切唐辛子を好みでのせれる。
卓上調味料というより、もはやトッピング。
箸袋。
ちなみに、ここの店舗は入口で食券を買うシステム。
箸袋の後ろには、
外国人観光客の為に、箸の使い方が。
自分もまともに箸を持てないので参考に・・・。
あっ・・・。
英語が読めないのだった。
毎回、塩らーめんを食べるたびに、
気になっているのが旨塩らーめんだ。
今回、これを食べるのが第一ミッション。
そして、通常の塩らーめんと食べ比べるのが第ニミッション。
旨塩らーめん 970円(税込)と、
塩らーめん 920円(税込)をW注文した。
久しぶりの、ラーメン2杯食い。
■見た目は間違い探し級
通常の塩らーめんに、
+50円で旨塩に変更できるって感じだから、
見た目こそ ほぼ同じだが、使っている塩が違う。
ちなみに、手前が旨塩らーめんだ。
■塩らーめん
まずは、通常の塩らーめんから見ていこう。
実際は、塩らーめんと旨塩らーめんを交互に食べ比べ。
薄れていく記憶ならば、
同時に食べれば、はっきりと違いがわかるだろう。
黄金色の自家製麺。
スープの旨味と共に。
すっきり透明なスープ。
あっさりとは、味が薄いという事ではない。
あっさりながら、味がしっかり。
うむ。
食べ慣れた、おんじきの塩らーめんだ。
■旨塩らーめん
そして、初めて食べる旨塩らーめん。
はっきり目でみてわかる違いはこれ。
スープに浮かんだスパイス。
ミラクルスパイス ふー塩 旨ミックスを使用している。
ふー塩は、何にでも相性の良いスパイス。
熊本県の会社の ふーちゃんが個人的に作っていたものを、
商品化したから、ふー塩。
食べる前は、
この自分に味の違いがわかるのか!?と正直ドキドキしていた。
実際食べ比べてみると、似て非なる!!
スープのコクが両者異なり、飲み比べると面白い。
あと、スパイス。
スパイスが辛いって訳でもないが、
普段、塩らーめんにコショウをかける人は、
旨塩らーめんのスパイスが効いた感じを好むかもと感じた。
■結論:どっちも、良き
気分によって、食べ比べるのも良さそう。
函館ラーメンと呼ばれるようになった、
伝統の塩らーめんがあってこその、
旨塩らーめんの美味さとも思う。
塩らーめんが穏やかな波なら、
旨塩らーめんは、晴れた日のサーフィンに適した波のようだ。
例え下手くそか。