
アイヌネギ、キトビロ、行者にんにくと、
色々な呼び方があるが、時期がやってきたぜ。
アイヌネギ採りに行ってきた。

いつもの場所に到着。
ここに来るまで、
いたるところにジムニー、ハイエース、ヴォクシー。
みんな、それぞれに自分の場所があるからな。
例年人が多いパーキングには人がいなくて、
草につっこむ系の川の近くの場所に他の人は。
わかる人にはわかる独り言。

最初は師匠にアイヌネギ採りに連れてきてもらい、
まったく何もわからなかったが、
そんな自分も今年でアイヌネギ3年生。
周辺で採っている熟練者から見たら、
自分なぞ、ものすごくぺーぺーど素人いなかっぺだ。

師匠とはしばらく会っていないが、
アイヌネギ採りに来るといつも教えてくれた言葉を思い出す。
絶対に、1枚葉と3枚葉は穫るなよ。
1枚葉は採ると、根っこを残していても二度と生えてこない。
3枚葉は、花を咲かせて種を落とすから、採るなよ。
2枚葉も根を残せよと。

これは、有毒のコバイケイソウだ。
デカいと間違える事もないが、
小さいやつはアイヌネギと間違いやすいから気をつけろと。

山菜の場所と釣りの場所の穴場を、
親切に教えてくれる人は中々いない。
そういう意味では、
場所や基礎知識、危機管理まで教えてもらったのは財産だ。

斜面にこそ良きアイヌネギがあるが、
雨だし、すべるし、なんか腹も痛いし、
あまり無理はしなかった。
ここは、斜面にこそ良いアイヌネギがあるんだがな。

なんか1枚葉ばかりで採れるやつがないし、
2枚葉があっても細いし、
もう先人に先を越されたかな、こりゃ。
早々と場所替え。

師匠が教えてくれた、スペシャルステージ。
人と出会う事のない過酷な場所。
急遽、熊鈴を全身に4つ装備。

あまり採っても、
帰ってから洗ったりなんだりが面倒くさいから、
これくらいで退散。
最近、熊のニュースが多くて、
アイヌネギ採りのテンションが上がらないし、
スマホの電波の無い山に1時間もいたくない。
感想としては、
あと1~2週は場所によってはまだまだ良い感じだと思うが、
自分は1度採って満足だし、今年はこれでアイヌネギ納め。
熊とケガには注意したい。
昨年、アイヌネギ採りで知人が崖から滑落した記事は、上のリンクより。
師匠との初めてのアイヌネギ採りは、上のリンクより。