
話には聞いていたが、
まさかここで出会えるとは。
しかもかなり安く。
この日は、紺地鮮魚へ。

■紺地鮮魚
場所は、函館市中島町。
簡単に説明すると、
中島廉売にある、肉屋さんと肉屋さんの間にある鮮魚店です。
■紺地鮮魚の地図

時期により並ぶ海鮮はだいたい決まるとて、
毎回言っているが、
魚屋に行くまで何が売っているかわからん。
たまたま網に面白い魚が入りましたパターンとか。

この日は水槽にカワハギがいたり、
ヒラメの刺身があったり。
今回は晩に煮付けて食べる魚が欲しいなと。
鮭のハラスが1本30円で、
それを5本買ってみたり。
そしてその中で見つけた、珍しい魚。

■マンボウ
先日の森町飲み会でも話題になり、
きなんぼをこっちじゃよく作るけど作った事ないの?
と森町の知人にマウントを取られたな。
きなんぼとはマンボウの事で、
噴火湾周辺ではマンボウの肝和えを作って食べるのが一般的なのだとか。

初めて作ってみるかと買ってみた。
一度居酒屋で食べたかすかな記憶と、
ネット情報を頼りに。
肝がデカいな。
知人の情報だと、
マンボウの肝和えそのものをキナンボと呼んだり、
マンボウの肝の事は、マン肝と呼ぶのが通だと話していた。
本当かよ!?

マンボウを煮て、
細く手で割いて、
肝を焼いて、
マンボウを入れて和えて。
肝を焼いたら、
びっくりするほど油へと変わったが、
そういうものらしい。

出来上がりがこれだ。
・・・。
なんだか無水カレーのようになったが、
マンボウがまるで鶏肉のような歯応えで、
まあまあ美味かった。
難しいな。
これは正解じゃない。