
ミシュラン獲得経験のあるフレンチレストラン。
初めて行ったのだが、
人生観がガチで変わったぞ!!
この日は、ロワゾー・パー・マツナガへ。

■L'Oiseau par Matsunaga(ロワゾー・パー・マツナガ)
場所は、函館市柏木町。
まるかつ水産柏木店へと抜ける柏松通り沿いにあります。
■L'Oiseau par Matsunaga(ロワゾー・パー・マツナガ)の地図

営業時間は、上の画像のとおり。

2013年にオープンした、
住宅街の中にあるフレンチレストラン。
テーブル席と個室席があり、
個室席なら子ども連れも可ってのが意外だった。

■ドリンクメニュー
シャンパンやワイン等、アルコール各種。

ノンアルコール&ミネラルウォーターメニュー。
店内は、関西から来たという観光客や、
外国人観光客で満席。
それにしても、
久しぶりにこういう場所で食事をする気がする。
ちなみに昼ご飯を食べてきたが、
マルちゃん焼そば やきっぺだぞ。

■コース料理の献立
今回はレゼルという、
1人 17600円(税込)のコース。
季節を取り入れたメニューや、
2種類から選べるメニューも。

まずは、セレクトしてくれたシャンパンと共に、
最初の料理を。
スタッフの方々の対応が優しく、
この時点で完全に緊張がほぐれていた。

食前のお楽しみとして2種が登場。
1つ目は、ズワイガニのクリーム春巻き。
サクサク食感で、
ズワイガニ以上にズワイガニ。
もう1つは、地元産まいたけのフラン。
わかりやすく言うと、洋風茶わん蒸し。

シェフ自家製のパン。
ハードタイプのパンで、
熱々で、バターと共に登場。
以前は仕入れたパンを使っていた事もあったようだが、
シェフ自らパンを作っちゃったよ。

みやこかぼちゃのポタージュ。
濃厚で、
ダイレクトにかぼちゃを飲んでいるような勢いだ。
ちなみに料理を出す際に、料理の詳しい解説をしてくれるから
情報を知ってて食べるとまた味わい深い。
一度、変化球な質問をしたが、
シェフ並みの詳しい説明で返ってきて驚き。
知識すげー。
普通なら、
シェフに確認します
ってなるくらいの専門的な質問。

南茅部産ブリの燻製。
食用花を使用した芸術的な作品・・・
思わず、作品と言ってしまうほどで、
見ていて惚れ惚れする料理。
ソースもこだわっていて、
グリーンピースのソースと、ハーブのソース。

構成としては、
刺身のようにしっとりしたブリの燻製、
ブリ大根、
プチプチ食感抜群のマス子等が積み重なる。
目と鼻と口で楽しむというお手本的メニュー。
五感すべてが揺さぶられまくり。

函館産白子 もち麦のリゾット。
上の帽子みたいなのはチーズで、
下にもチーズ。

デカい白子の美味さもさることながら、
バルサミコ酢が使われたもち麦のリゾットが美味すぎ。
もち麦の食感が楽しく、
もち麦が好きになりそうだ。
いやっでもな。
そもそもの話をすると、
何でこのような味を出せるのか、
自分の頭じゃ理解不能。
和食は引き算、フランス料理は足し算とよく言うが、
正にそれ。

セレクトしてくれた白ワインに切り替え。
味の好みを伝えたら、
本当、好みのど真ん中を突くナイスセレクト。
今日は五感を使いまくり。

銚子産キンメダイ。
あさりのクリームソースの上に、
存在感抜群に。
昔と違って最近はフランス料理の型にはまった概念が変わり、
和とフレンチの融合だったり、
想像力豊かなフレンチが増えているという。

緑の葉は食用としても人気な、ナスタチウム。
そして、下にはほうれん草。
キンメダイがカチッとして見えて、
ナイフで切ると驚くほどの柔らかさ。
あさりのクリームソースの海で、
キンメダイが生きていた。

チェイサーで生ビールを。
生ビールの銘柄は、アサヒスーパードライ。

メイン料理を前に、
ナイフとフォークがセットされる。
木のナイフレストだが、
シェフが庭の枝を再利用して作ったもの。
趣があるな。

メイン登場。
2種類選べて知人は、
十勝ポロシリ和牛フィレ。
ナイフがスッと入るほどの柔らかさ。

自分は、本日のジビエを。
この日のジビエは、函館産のキジ。
彩り豊かに登場。
食材は全体的に、
北海道産や函館産の食材を積極的に使っている印象。

■キジを初めて食べる
キジってあの、鬼退治のやつでしょ!?
ハンターから入手したものを、一からさばいて調理。
ソースも見事で、
・ビーツのソース
・にんじんのソース
・ニラのソース
・黒ニンニクのソース
と共に。
下処理をしっかりしているおかげか、
クセがなく美味い。

小さなジュレ。
ブルーキュラリー、桃のアイス、桃のジュレの3層構造。
駄菓子で口に入れるとパチパチするやつがあるけど、
正にそれが入っているような食感。
口の中でパチパチはじけて、楽しいのだ。
遊び心も忘れない。

デザートも2種類選べた。
知人は献立に北斗産くりと書かれていたのを選択。
デカい栗のコンポートをタルト風デザートに。

自分は、山形県産ラ・フランスと書かれていたのを選択。
大きな皿には、
ラ・フランスのコンポートや塩キャラメルアイス。
筒状のものの中身は、
チョコレートムース、ラ・フランス、クリームといった具合に。
パティシエが別にいると思いきや、
これもシェフが作っているというから驚き。
小さな桃のアイスもそうだが、
塩キャラメルアイスまで手作り。

食後のひととき。
コーヒーか紅茶が選べる。
とにかく、シェフがすごすぎるだろ。
ミシュランをとって、
料理が五感を刺激する最高の料理で、
自家製のパンを作って、
庭の枝でナイフレストを作って、
きじをさばいて、
パティシエ級デザートを作って。
ドラえもんの出木杉君でも、
こんなに出来すぎないぜ。

お茶菓子として登場。
カヌレとレーズンのパウンドケーキ。
お腹がいっぱいの場合は、持ち帰り可能だ。
今回考えさせられたのは、
素材そのものがすでに抜群の味わいを持つ。
しかし、一流のシェフの手にかかると、
素材の潜在能力を極限まで解き放ち、
別次元の一皿へと昇華するという事。

■自分の価値観が変わるような体験
値段だけ見ると正直、高額だなと思ったが、
実際に体験してみると、それ以上の価値を感じたし、
ものすごくお腹いっぱいになれた事も、
自分が持つフランス料理のイメージと違った点だな。
店に入ってから出るまでなんやかんや3時間いたが、
あっという間に過ぎさったし、夢のような時間だった。
楽しかったし食のエンタメだな、これは。
記念日や親孝行、自分へのご褒美、観光などなど。
特別な日に、うってつけのコースだ。